2011年10月21日金曜日

絵本のすすめ8―「おとうさんがいっぱい」




    へんな作品です。
   ある日とつぜん、日本中の家庭で、おなじ顔をしたおとうさんが、2人も3人も登場します…。

   ホラーなのか、不条理なのか、諧謔(かいぎゃく)なのか、
よくわからないけれど、
   児童文学の名作・愛蔵版になっているのです。

   作者は三田村信行さん、絵は佐々木マキさん。理論社刊。