2011年11月18日金曜日

乱読のすすめ23-R・D・ウィングフィールド「フロスト警部」













   「フロスト警部シリーズを読んだことありますか?」…妻と同じ名前のU・淳子さん(東京)から、メールをいただきました。

   シリーズのなかで、以前、一冊だけ読んだことがあるのが「フロスト気質」(創元推理文庫)。
   たしかに面白かった。2008年の週刊文春・傑作ミステリーの第1位。

   何しろ、主人公のフロスト警部が、人間臭くて、魅力的です。
   作者のR・D・ウィングフィールドが創造したキャラクターですが、芹澤恵さんの勘のいい翻訳がなければ、フロストの彫りの深さが日本人に伝わらなかったでしょう。

  メールをいただき、シリーズの他の作品も読んでみようとおもいました。
  淳子さん、ありがとうございました。


   淳子という名前は、いいひとばかりだとおもいました。