2012年11月26日月曜日

乱読のすすめ72-深夜の赤信号は渡ってもいいか?

富増章成 さくら舎













   愛媛県の松山空港で、時間つぶしにとおもって買った一冊。読んでみると、意外におもしろかった。
   たしかに深夜、車がまったく通らない道路を赤信号で待たされているときほど、不合理な気持ちにさせられるときはありません。

2012年11月21日水曜日

脳みそに働きかけてみよ

私の大好きな水彩色鉛筆画家
鈴木周作さんの作品です














   衆議院が解散になった16日の夜。仙台市で、弁護士さんたちによる「『橋下維新の会』を考えるつどい」が開かれました。
   私が少し報告をさせて頂いたあと、参加者で活発な議論をしました。
   さすが弁護士のみなさん。私がお話しするまでもなく、改憲や弱肉強食の新自由主義をかかげる橋下「維新の会」の危険性や政治手法の欺瞞性はしっかり見ぬいておられました。

   問題は、どうやって彼らの台頭を阻止するのか。
   「共産党の出番だ」といってくださる方もいましたが、「民主党には裏切られたが、だからといって共産党に入れてもなあ」と、はっきりおっしゃる方もいました。

2012年11月11日日曜日

絵本のすすめ57-We Pray for Japan(日本のために祈ります)













   友人の福島かずえさん(日本共産党宮城二区衆院予定候補、元仙台市議)から、「パウロ・コエーリョの絵本が出たよ」とメールをもらいました。
   パウロ・コエーリョは、乱読のすすめ63『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』でご紹介したブラジルの作家。新刊の絵本とは『雲と砂丘の物語』(TOブックス)です。さっそくアマゾンで入手して読みました…。
  雲が砂丘に雨を降らせ「天国」にするという、いたってシンプルなお話。恋した相手に自分の存在をかけて…。
   うれしかったのは、本の最後にあった、パウロ・コエーリョのことばです。

2012年11月7日水曜日

乱読のすすめ71-松下幸之助は泣いている


写真
しんぶん赤旗 11月3日
ビラに手を伸ばす通行人ら 大阪門真市










   いま、パナソニック、ソニー、NEC、IBMなど電機・情報産業の大企業が、13万人にもおよぶ首切り・リストラをおこなっています。
   やり方も、繰り返しの退職強要や突然解雇を通知して会社から締め出すなど、違法行為がまかりとおっています。

   11月2日、大阪労連や日本共産党などでつくる「電機等大企業のリストラから雇用と地域経済を守る実行委員会」のメンバーが、大阪府門真市のパナソニック本社前の駅で「退職強要をはね返せ」と宣伝行動をおこないました。
   しんぶん赤旗の記事によれば、同社ではたらく電機・情報ユニオンの組合員Aさんはマイクをにぎって、つぎのように訴えたそうです。
  「松下幸之助が、草葉の陰で泣いている」
 「昔、幸之助さんは『うちの会社は人をつくっています』と言っていた。首切りで人は育たない」

   昨日、本屋さんに立ち寄ったら、Aさんの言葉とおなじ、『松下幸之助は泣いている』(朝日新聞出版)という本を見つけました。

2012年11月6日火曜日

じじ放談13-ほんとうの対決軸はどこにある

じじん党乙川議員とみんし党甲山議員








   みんし党・甲山議員
   「おつとっと、乙さん、ひさしぶり。まだ生きてたんかいな」
   じじん党・乙川議員
   「あんたこそ、しぶといなあ」
   甲山議員
   「いや、もう歳や。最近、じぶんの足につまづくねん」
   乙川議員
   「ワシもときどき、右足が先か左足が先か考え過ぎて、こけるんや」
   甲山議員
   「その点、石原さんは80歳にもなって元気やなあ。自分では立ち上がれない70代議員たちの手を引っぱって立ち上がらせようとしとる」
   乙川議員
   「高齢者が高齢者を介護する日本の現実や」
   甲山議員
   「ところで、つぎの選挙は、『第三極』の連中が伸びて、ウチは大負けかいな。ワシもどっか他の党に入れてもらおかな」

2012年11月5日月曜日

絵本のすすめ56-神々の母に捧げる詩

「神々の母に捧げる詩」
(福音館書店)















   2011年6月11日のブログ「わが母の教え給いし歌」を読んで、山形県鶴岡のM・Kさんが素敵な歌を寄せてくださいました。

    あたたかい  母のぬくもり  懐かしく
    夕暮れの道  遠く見つめる

    母の背に  歩み進める  道見つけ
    たゆまぬ努力  今日も続けて

    一杯の  コーヒー香る  束の間の
    時を楽しみ  ページをめくる